専業主婦から税理士の世界へ

税理士というのは、企業が生き残っていくための戦略づくりに関わる場合もあります。もちろん正しい決算書は企業が戦略を立てるために絶対に必要なものです。データがなければ改善もできませんし、データの集め方、加工して、経営に必要な指標にしていくというのも税理士が企業のためにできることです。そしてそれがやりがいという税理士もたくさんいます。そして忘れてはならないのは、過去の先輩方が信頼と評価を積み上げてきたということ。自分が税理士として、次の世代につなげていくという意識が必要です。税理士の試験というのは、簿記論、財務諸表論、法人税、所得税、消費税、相続税などの11科目ある試験科目から5科目に合格する必要があります。そのうちの5科目のうちに、大学院を終了し、国税審議会から認定されると、専攻によって2科目あるいは3科目が試験免除となります。専業主婦から税理士になった人で、家事育児と仕事の両立を考えた時、顧問になるのは10件ほどがいいと言う人がいます。10件なら、ひとりひとりのお客様にしっかりと向き合えるからということです。毎月お客様とお会いして、一緒に事業や経営について考える。もちろん、なるべく儲かるように考えていかないといけません。そして利益の中から税金を納めます。せっかく儲けて税金はなかなか悔しいものがあるようですが、国民の義務なので納めます。残ったお金をまた事業に回します。そして翌年また利益を出します。税金も増えますが、残るお金も多くなります。顧問先の事業の成長を精一杯考えること。そして税金を計算するだけではなく、なるべく利益を出して税金を収める。これがお客様と日本のためと考える税理士もいます。