税理士受験勉強で人生終っては

税理士試験に合格しても、実務経験なしではすぐに税理士登録が可能になるわけではありません。

実務経験とは、租税又は会計に関する事務に従事した期間(いわゆる実務経験)が通算して2年以上あることが必要と規定されています。ということは、全く実務経験なしで試験には合格した人は、2年の実務経験を積まないと税理士として登録できず、したがって税理士という名のもとに実施が認められている仕事には就けないことを意味します。

もちろん補助的に業務することは可能なのでしょう。少し古いデータですが、平成26年末時点で、税理士登録者のうち税理士試験合格者で登録している人は約45%と半分にも満たないそうです。

あとは、試験免除者、税務署等出身特別試験合格者、弁護士、税務代理人、資格認定者とのことです。要は、試験に合格して税理士になった人より、実務経験等で税理士に登録している人のほうが多いということになります。

それだけ、税理士試験は難しいということなのでしょうか。あるいは、実務ありきで、試験に合格しただけでは世間に通用しないということなのかもしれません。

実務経験なしで試験に合格した人は、まだ税理士としてスタートラインにもつけないということでしょう。そう考えると、受験自体にあまり時間をとってしまうのは人生という長いスパンを考えても、あまり得策とは言えないのかもしれません。